いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

「精神科医にも拳銃を!」

日本精神科病院協会の山本學会長が機関誌に「精神科医に拳銃を!」と書いた事が話題になってます。


精神科の医療現場で患者間の暴力や医師や看護師への暴力が頻発し、「もはや治安問題」というのが真意で理解出来るとする精神科医も多数いるとか・・・


そういう議論なら、患者の差別につながるような表現を避けるべきだと思います。ちなみにその文章はネットで検索すれば見る事が出来ます。


内容は欧米と比較した上での事なんですが、欧米はセキュリティスタッフが拳銃やスタンガンを所持しているケースがあるという事だけです。


それがなぜ、精神科医が所持すべきに飛躍するのでしょうか?問題提起のインパクトを大きくする為でしょうけど、稚拙過ぎます。


この山本氏、安倍首相と懇意にしているそうです。類は友を呼ぶんですね。そういう人間なんでしょう。傲慢で真摯に患者に向き合っているとはとても思えません。心の奥底に精神障害者は殺しても構わないというのが見え隠れしてます。


ちなみにこの協会は精神科病院協会政治連盟というのを作って、献金をしたりしているそうで、一種の圧力団体ですね。「より良い精神科医医療を目指す」なんて理念は絵に描いた餅です。