いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

2018年3月のブログ記事

  • 『怒り』

    新入社員と支店長の行動に怒り心頭になった私ですが、この「怒り」は大袈裟ですが、私の人生のテーマでもあります。 何人目かの精神科担当医に「カツクロさんのうつ病の原因は『怒り』ですね」と言われた事もあります。色々と職場での出来事を話した後にそう言われました。 アンガーマネージメントなどの本もたくさん読... 続きをみる

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  • 私が悪いのか?

    入社して来た新人は短大卒の女性2人でした。結果的には2人共、3ヶ月も持たずに退職しました。 ちょうど「新人類」世代の終わり頃だったと思います。勤務時間中に自動車教習所のテキストをこそこそ読むくらいですからレベルは知れてます。 そういうのを注意するのは私だけで憎まれ役を自ら買って出た形になりました。... 続きをみる

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  • うつ病発症のキッカケ

    うつ病発症の直接的なキッカケは新入社員の反抗的態度だったと思います。あくまでも身体症状が出始めた時期から逆算した推測ですけど。 その他、仕事そのもののストレス、蓄膿症の悪化、ギャンブルで作った借金がストレスになっていた事なども複合的な遠因になっていたと思います。 当時の仕事は消費者金融会社、大学卒... 続きをみる

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  • 試行錯誤

    人生のスタートが学校で喋れないという大きなハンデを背負ってしまった私は本に答えを求めました。高校生くらいから、心理学、哲学、宗教、スピリチュアル、自己啓発本、How to物などを貪るように読みました。ただ、理解力、読解力が足りなかったのと行動が伴わなかったので結果に結び付いた訳ではありません。 そ... 続きをみる

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  • 性格の問題?

    精神疾患は性格の問題なのでしょうか? 「メランコリー親和型」「匕ポコンドリ-性基調」などという概念があるように切っても切り離せないものてす。だからといって何でもかんでも性格の問題にしてしまうのは間違いです。病識をきちんと持って治療に当たるのが必要です。 ただ、殊更、病気だ、障害だと声高に叫ぶ事も問... 続きをみる

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  • 薄利多売

    振り返ると、精神疾患のデパートみたいな人生でした。ただ、重症のものはなく、薄利多売のデパートですね。 過食症もありました。過食の反動で2ヶ月で28キロ体重を落とした事も、食べた後に喉に指を突っ込んで吐いた事も。 ギャンブル依存症で3、4百万の借金を作っては完済するという事を3回も。 正直言って、過... 続きをみる

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  • 場面緘黙症(2)

    場面緘黙症と診断された訳ではありません。自己診断です。 もっとも、当時は教師も両親も、その他の人も場面緘黙症なんて誰一人知りませんでした。私自身がなぜ話せないのか聞きたいくらいでした。今でも知らない精神科医もいるくらいです。もっとも、投薬中心の精神科では手も足も出ないでしょう。薬を飲んだからといっ... 続きをみる

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  • 場面緘黙症

    タイトル名は「ばめんかんもくしょう」と読みます。 前回の記事でこの病名を思い浮かべた方はほとんどいないのではないでしょうか? 最近ではNHK「バリバラ」や日本テレビ「仰天ニュース」などで取り上げられた事もあり、世間の認知は格段に上がりましたが、未だに本人や家族ですら知らずに苦しんでいる人もいるのが... 続きをみる

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  • 思い起こせば・・・

    私の人生を振り返れば、「精神疾患人生」と言ってもいいと思います。 思い起こせば、小学校入学から始まっていました。それに気付いたのはそれほど前ではありません。うつ病、パニック障害を経験し、リストラに遇い、自分を見つめ直す事になり、色々な事が結び付いてきました。 単に性格の問題だと思っていました。なん... 続きをみる

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  • 薬は対症療法に過ぎない

    モノアミン仮説が正しいとして、抗うつ剤が効果があるとしたら・・・ 一生飲み続けなければならない理屈になります。なぜなら、モノアミンが減少する根本原因を治していないからです。 そして、やがてモノアミンを自ら作る機能も退化してきます。こうなると更に薬を止められなくなります。飲み続けるのも地獄、断薬も地... 続きをみる

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  • うつ病の原因は?

    うつ病の原因は何でしょうか?一般的にはセロトニンなどの脳内の神経伝達物質の欠如と言われてますね。 その為に、三環系・四環系、SSRI(選択制セロトニン再取り込み阻害剤)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)、NaSSA(作動性・特異的セロトニン作動薬)などの抗うつ剤が処方されま... 続きをみる

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  • ちょっと気になったので・・・

    きちんとお断りしなければ誤解を生むかも知れないので、書かせて頂きます。 このブログに書く内容は私の経験を通して、私自身の中で確立した克服法です。但し、既存の療法にも酷似している部分もあり、全くの自己流でもありません。それなりに自信もあります。 ただ、一般的に流布している精神医学、臨床心理学の常識、... 続きをみる

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  • 再発を繰り返す

    結論から言うと、その後何回も再発、通院を繰り返す事になります。 その間、最初の主治医が別の病院へ移るという事もありました。その際には希望であれば、その病院を教えてくれると言って頂きましたが、お断りしました。 その時点では、通院=薬を貰う、という事だけになっていました。薬で症状が消滅するので特に再発... 続きをみる

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  • 治った?

    数ヵ月すると、不安感も出なくなり、すっかり良くなりました。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」じゃないですけど、通院を止めてしまいました。 その後、年末から年始にかけて蓄膿症の手術をし、鼻呼吸も出来るようになり、精神的におかしかった事など忘れていた頃、初診からちょうど一年ほど経った頃でしょうか、またまた不安... 続きをみる

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  • 抗うつ剤を断る

    3回目の受診の時に抗うつ剤は要らない旨を医師に申し出ました。あっさりと了承されました。私の症状を鑑みたのか、抗うつ剤の効果に疑問を持っていたのか判りませんが・・・ なぜ断ったのか?実は記憶にありません。薬の本で調べてみて、副作用が気になったのか、実際飲んで不都合があったのか?ただ、これは必要ないな... 続きをみる

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  • 病名

    薬は四環系抗うつ剤、ベンゾジアゼピン系抗不安剤、睡眠導入剤の3種類でした。 また、私が蓄膿症である事とビタミン剤などのサプリを飲んでいる事(問診票に記入)に話が及び、医師が漢方の研究しているとの事で、蓄膿症の漢方薬、ビタミンB製剤も処方して頂きました。 市販の漢方薬は高いので助かりました。ビタミン... 続きをみる

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  • 闘病開始

    カウンセリングで言うところの「傾聴」ですね。医師は一切口を挟まずに私の訴えを頷きながら聞いていました。 私は「言葉に出来ないほどの不安感」を何とか伝えようとしました。でも、伝えようがないんですね。判ってもらえたのか不安でした。 「他に何か気になる症状とかありますか?身体症状はありませんか?」 私は... 続きをみる

  • 診察・・・

    待合室にはたくさんの人が溢れていました。受付では症状についての質問はなく、初診かどうかのみ聞かれました。今考えれば、精神科という特殊な診療科ゆえの配慮ですね。 医師の診察の前に看護婦の事前の問診がありました。3枚ほどの質問票に記入した記憶があります。それに対しての補足質問があったりして、精神科とは... 続きをみる

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  • 精神科へ

    そのまま、まんじりともせずに朝を迎えました。会社に熱があると病欠の連絡を入れ、激しい雨の中、自転車に傘で病院へ向かいました。 最寄り駅前に大きな精神科病院があるのは知っていたのですが、近所の人に見られる可能性を考えて、少し離れた病院に決めていました。 ところが、散々探した挙げ句にその病院はなんと廃... 続きをみる

  • 不安感が・・

    この頃、酷い時には1時、2時、3時、4時と何度も目が覚めたりしてました。中途覚醒ですね。 あと、特徴的だったのが、実際には寝付きは良かったのですが、寝るとすぐ明日になってしまうのが嫌で嫌でたまりませんでした。寝たくないという気持ちがありました。特に会社に行くのが嫌だとか、会社で嫌な事があるといった... 続きをみる

  • 精神科前夜

    私がうつ病を発症したのは33歳の時でした。早いもので27年の歳月が過ぎ去ってます。もっとも、うつ病に関しては10年前に軽いのを短期間患いましたけど。これが最終です、今のところ。 この年は最悪の年で子供の頃からの蓄膿症も悪化し、粘膜の腫れと鼻茸(ポリープのような物)で鼻呼吸がほとんど出来ない状態でし... 続きをみる

  • 自己紹介

    取り敢えず、簡単な自己紹介というか、プロフィールを書きます。 私は東京生まれの埼玉育ちの還暦ジジイです。孫が何人かいてもおかしくない年齢ですが、幸か不幸か、独身です。D大学経済学部経営学科卒。車の運転は出来ません。持っているのは原付免許だけです。しかも、40過ぎに仕事の為に取得しました。車とかバイ... 続きをみる

  • 初めまして

    うつ病、パニック障害を経験して・・・本当に良かったと思います。 経験しなければ、決して見る事のなかった景色を見させて頂きました。貴重な経験だったと思います。 このブログが何かの参考になれば幸いです。よろしくお願いいたします。

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