2018年5月のブログ記事
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倉田百三は、昭和初期に活躍した劇作家です。結核やメニエール病のような身体の病気の他に強迫性障害を患い、森田博士の治療を受けます。 『私は病気を治したとは一度も言わない。病気が治ったのである。というよりも治ったか治らないか知らないのである。(中略)私は強迫観念という恐るべき精神の障碍にかかって、その... 続きをみる
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うつ病、パニック障害を通して、仕事を休んだ事はほとんどありませんでした。うつ病と診断された日は休みましたし、診断される前の身体症状の時は勤務時間内に病院へ行かせてもらったり、早退した事はありましたけど。 会社を休めなかったのは借金があったからです。当時は約300万円ほどの借金がありました。借金の原... 続きをみる
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日大アメフト部、M選手の記者会見、勇気に拍手です。もちろん加害者ですから責任は負わなければなりません。命令されたからといって犯罪まがいの事をやるなよ!という意見もあるでしょう。 でも、組織という密室の中に入ってしまうと、正しい事が見えなくなってしまいます。激しいプレーの延長戦上と捉えさせられたのか... 続きをみる
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森田博士曰く、説得療法は効果がないと。 説得療法というのは、例えば、「誰が触ったか判らないし、バイ菌が一杯付いている」と言って、電車のつり革などに触れない強迫性障害の人に「汚くないよ。ウイルスや細菌のほとんどが人体に有用で、無ければむしろ生きていけない。黄色ブドウ球菌なんで顔や手にわんさか付いてい... 続きをみる
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森田療法のキーワードを使ってパニック障害を説明させて頂きます。 パニック障害は先ず、発作から始まります。 この発作を重篤な病気の症状と捉えてしまう、これが「思想の矛盾」です。重篤な病気ではないかという思想(思い、意識)と実際には身体的な異常ではないという事実、矛盾してますね。言わば「認知の歪み」で... 続きをみる
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これから書く事は私独自の解釈ですので、是非、ご自身で森田療法の本、サイトで勉強される事をお勧めします。出来れば、森田正馬博士の著書を読まれるのが一番と思います。 先ず、森田療法は治療法ではありません。療法と言っておいて、おかしいですけど、森田療法を突き詰めると治療法と言うのも、思うのも相応しくない... 続きをみる
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既存の療法とは「森田療法」です。お断りしておきますが、私は森田療法自体をやった事はありません。 パニック障害を克服してからは「なぜ治ったのか」なんて事を掘り下げりる事もなく、日常生活を送ってました。2007年に金融会社をリストラされ、就職活動でネットをよく使うようになり、子供の頃の「家では喋れるの... 続きをみる
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摩訶不思議な事ですね。経験してみなければ理解しにくいと思います。 開き直った時、私は「どうにでもなれ!」と強く思いました。それは究極的には「死んでもいい」という事になります。死を覚悟した人間には動悸などはどうでもいい事になります。動悸の先、どうなるかは考える必要がないからです。 その時に私が死を覚... 続きをみる
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あくまでも私見ですので読み流して頂ければと思います。 パニック障害は残念ながら自らの心が作り出す病気です。発作自体はきっかけに過ぎません。発作→心の動き→パニック、という順を踏みます。発作自体はパニックではありません。 脳が目の前に恐怖の原因があるかのように勘違いをする、或いはストレスなどによる自... 続きをみる
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