いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

超せっかちさん

同僚に超せっかちさんがいます。夕方外灯を点けなければならないのですが、それか気になって仕方ないのか、15時くらいに点けてしまいます。夏場などは点灯してるかどうかわからない明るさなのにです。


それと同時に翌日の準備も始めます。あまけに「この来館者は4トン車3台で来る。明日は来館者が多いから駐車場に停められるかな?」と心配してます。


それはその時点で考えればいいし、そもそも明日の勤務者と交代した後の時間帯です。当日勤務者に任せればいいだけです。


とにかく先に先にやるので、いい意味では「痒いところに手が届く」状態になる時もありますが、大抵は引っ掻き回してしまう結果になり、問題を大きくしてしまいます。


新たに立ち上げた別業務でも、立ち上げの段階でああでもない、こうでもないと引っ掻き回したしまい、それでマニュアルがつくられてしまたので支障が出てます。


例えば、10時来館予定の人が数分前に来館しても受付出来ないというバカな規則が出来てしまいました。1分前でも受付出来ません。


「20分前に来館した人の受付をしたらマズイですよね?」こんな質問をユーザーにしてしまったからです。ユーザーとしてもそう聞かれれば受付していいとは言えません。


例えば、「制限速度30キロの道路を40キロで走っちゃマズイですよね?」そう聞かれていいとは言えません。でも実際には車の流れがありますから、30キロで走っている車などありません。


また、何かトラブルがあると、自分がした事となぜそうしたか、を何回も説明します。誰も責めてないのにです。だから逆効果で言い訳をしてるように聞こえてしまいます。


先日は以前よりセキュリティセンサーの調子が悪いドアがあり、アラームが出ました。今までも時間差でセキュリティが掛かるので、様子を見てから再度確認すると私が言っているにも拘わらず、すぐに自分で行って、ドアの開け閉めを繰り返した為に余計に時間が掛かってしまいました。ドアを最終的に閉めてからまた最初から時間が掛かってしまいます。


5分10分待つ余裕があれば、いつもの不具合で終わったはずなのに、あっちこっちに電話してしまい、大ごとになってしまいました。本人は報連相のつもりだったようですが・・・


このように必ずしも積極的な行動が是とは限りません。時には待つ事、様子見も必要です。待つ事は意外にも勇気が要りますね。ドアのケースですと、直るか直らないかずっと不安と闘わなくてはなりません。


だから、心配症の人ほど動いてしまいます。不安に堪えられないんですね。


溺れそうになった時にもがくと身体が沈んでいくのと同じです。運を天に任せて、身体の力を抜けば浮きます。


私はパニック障害を克服する過程でこれに気付かされました。転機になりました。偶然の「開き直り」が道を拓いてくれました。


心配してもしなくても「なるようにしかならない!」んですよね。それなら「どうにでもなれ!」です。


同僚の言動に改めて気付かされました。