いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

虚しいね・・・

体調を崩して入院していた父ですが、一昨日退院しました。今後は自宅で介護という事で介護用ベッドを入れるとかなり狭くなるのでタンスを整理し、廃棄する事になりましたが・・・


父は生来の貧乏性なのか、物をなかなか棄てられません。結局、1割ほどしか捨てられず、タンスの物を押入に詰め変えただけで終わました。私に言わせれば、9割が不要なんですけど。片付けてる最中も足の踏み場もない程に散らかしていて、勤務明けの眠い中、私がやらざるを得ませんでした。


入院中に整理整頓しておいた座卓の上もゴチャゴチャ、私の努力は水泡に帰しました。


捨てた物の中にはスーツ、ワイシャツやネクタイがありました。私も今の仕事に就いてから、ワイシャツ、ネクタイ、スーツを処分しました。礼服だけを残しました。2度と着る事はないでしょう。


押入れの中からは私の卒業証書も出て来ました。学歴やスーツを来て、颯爽と?歩いていた過去や肩書きなんかは死に際しては何の意味も無い事に気付かされます。


ある意味、平等です。裸一貫で生まれて来て、裸一貫で死んでいく。人生なんてそれだけの事なんですね。たくさんの、色々な思いはどこへ行ってしまうのでしょう。


虚しいですね。