いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

身体集中反復行動

「ホンマでっかTV」で俳優の野村修平さんが「爪噛み、いびき、歯ぎしり」が悩みだと言ってました。噛みすぎて血が出る事もあると・・・爪は全て噛み切るので自宅には爪切りがないそうです。


深爪の指を見せてましたが、私と同じ指をしていました。私の場合は指噛み(皮むしり)ですけど。子供の頃にはタコになっていた時期も。今でも時々出てしまいます。


脳科学の沢口先生は、「雑菌に免疫力が付くのでアレルギーなりにくい」と言いつつも、「これを『身体中心反復行動』と言い、爪噛みも歯ぎしりも不安と攻撃性の現れ。爪を噛む事などが不安を軽減したり、快感になったりする」ので治した方がいいと。


心理学の植木先生は「爪を噛む事の効用もある。いい事があるから噛んでいる。集中力を高めたり、次の一手を考えている時にやる事が多いので止めてしまうと創造性が失われる可能性がある」


不安と攻撃性は当たってますね。攻撃性は生来のものか、緘黙症の反動なのか分かりませんが。不安と言っても、潜在的な不安ですね。表面化した強い不安だと、爪(指)を噛む余裕すらありません。比較的落ち着いている時に出るようです。


身体中心反復行動に「症」が付くと強迫症の関連症状になるようです。ネット上では、爪を噛む=発達障害、親の愛情が少なかった、自傷行為などと短絡的に書いている人を見かけますが、少し違うように思います。

 

貧乏ゆすりに近いのではないでしょうか?そういう意味では、植木先生の説にも一理あります。


今回初めて「身体中心反復行動(症)」と言葉を聞きました。色々と調べているつもりでもまだまだ知らない事がたくさんありますね。


これからの研究課題です。まあ、専門家ではないので、自分の中でどう評価するか?という事だけです。