精神疾患は生活習慣病
新人社員の行動、支店長の行動、今なら理解出来る部分はあります。うつ病の克服はまさにその部分ですね。
うつ病に限らず、精神疾患は生活習慣病と同じです。日常、暴飲暴食、運動不足、不規則な生活をしていれば、身体に異常が出ても不思議ではありません。
そして、生活習慣を改善しないで生じた身体症状に対して、対症療法に過ぎない、血圧、コレステロールや中性脂肪、血糖を下げる薬などを飲み続けても何の改善もしないのは当然です。
薬では治らないのです。
精神疾患に於ける生活習慣とは何でしょうか?
物事の捉え方、考え方の癖です。考え方の歪みと言ってもいいですね。「認知の歪み」などとも言います。認知療法、認知行動療法などはまさにこれを変える事です。
成育歴も影響しているので大人になって、それを改善するのは一朝一夕ではありません。発症に至るまでずっと同じ思考を続けて来た訳ですから。
私の場合は認知療法を受けた事はありません。ただ単に「なぜ、再発するのか?」そこが原点でした。
気付いてみれば、それまでに読んで来た、自己啓発本、how to本に書かれていた事でもあります。理解力がなかった為にスルーしていだけでした。
うつ病という経験を通して、ようやく頭ではなく、本当の理解力でそれらの本を読む事が出来るようになったんですね。
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