『他人は変えられない』
「他人は変えられない」・・・何の本に書いてあったのか、また、いつからそういう考えになったのか今では判りません。前回の記事に書いたように一朝一夕でそう考えられるようになった訳でもありませんし、今でも発展途上です。
生まれも育ちも年齢も性別も違えば、物事の考え方が違っていて当たり前なんですが、「自分が正しい」と思い込んでいると、腹を立てたり、衝突したりするのは当たり前です。ましてや、それを変えて欲しいなんていうのはとんでもない考えです。
そういう考えを出来るようになると自ずと相手の立場を理解出来るようになります。
そういう観点でうつ病のキッカケとなったと思われる新入社員と支店長の件を考えてみると・・・
新人にしてみれば、仕事を一生懸命覚えようと先輩社員から教えてもらっていた訳です。問題なのはお客様を待たせていた事のみです。
それを頭ごなしに叱られたら心穏やかなはずはありません。支店長としてもそのフォローをしただけで、また、新入社員をすぐに辞めさせては責任問題も生じます。私とは立場が違うという事です。
一番の問題は私の「コミュニケーション能力」です。日頃から新入社員と頻繁にコミュニケーションを取っていたらどうだったろうか?支店長と仕事について話し合いをしていたらどうだったろうか?
もう一つは私が人を注意する時には必ず「怒り」が入っています。注意する時にもう少し柔らかい物言いは出来なかったのか?後々、そんな風に反省しました。
もちろん、何でもかんでも自分に非があると考えるのは間違いです。自分の考えから一歩引いて再考してみようという事です。
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