いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

治療の難しさ

マライヤ・キャリーが双極性障害(躁鬱病)である事をカミングアウトしましたね。17年前に診断を受けたにも拘わらず、病気と認めたくなくて最近になってようやく投薬治療と心理療法を受け始めたとの事です。17年というのは奇しくも私がうつ病と初めて診断された日から最後に精神科に行った日までの年月と同じですね。


単独のうつ病や躁病というのは存在しなくて、全ては双極性であるという説もあります。私に当てはめると病院に行かなかった時期は寛解ではなく、躁状態であった可能性もあるという事になりますが・・・


有名人の闘病カミングアウトは一般の人達に勇気を与えてくれますね。その一方で本人にとっては有名人である事が治療を困難にさせる場合もあります。


皇太子妃の雅子様も適応障害になって久しいですが、寛解や完治の話は聞かれませんね。確か、認知療法の権威が治療に当たってるはずです。


有名人はカウンセリングを受けても本音を語れない部分があります。雅子様が「宮内庁のバカヤロー」なんてカウンセラーに言えませんしね。


私のように何でもかんでも精神科医に話せた立場とは違います。全ての肩書きをかなぐり捨てれば、全て解決するでしょう。


「肩書き」を守ろうとしたり、こうあるべきという思い込みが心を壊します。