パニック障害の「正体」とは?
あくまでも私見ですので読み流して頂ければと思います。
パニック障害は残念ながら自らの心が作り出す病気です。発作自体はきっかけに過ぎません。発作→心の動き→パニック、という順を踏みます。発作自体はパニックではありません。
脳が目の前に恐怖の原因があるかのように勘違いをする、或いはストレスなどによる自律神経の乱れが発作として現れます。ここまでは単なる身体症状であって、それ以上でもそれ以下でもありません。
それに対して私のような心気症的性格の人間は症状を過大評価してしまいます。慌てます、不安が増します。当たり前ですが、不安が増せば、更に動悸は激しくなります。そうすると更に不安、恐怖が増します。そして、更に動悸が・・・このサイクルがパニック障害です。
もう一つ、その場から逃れられないという恐怖が更にパニックを強化します。
また、病院に行ってパニック障害という病名を付けられる事が不安を増します。なんせ、「パニック」に「障害」ですよ。英語ではパニック・ディスオーダーです。ディスオーダーは「不調」くらいのニュアンスでしょうか?かってのように心臓神経症、不安神経症という病名の方が病態を示していますし、適切だと思います。
パニック障害は、溺れそうになった時にもがいてしまい、身体が沈んでいくのと同じ事です。もがけばもがくほど溺れてしまいます。
ここに克服の答えが出てますね。
身体の力を抜けば、身体が浮いて助かります。
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