いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

回顧、そして懐古

私が5、6歳の頃、母と二人きりの時、昼飯に寿司を食べた事があります。なぜ寿司だったのかはよく判りません。母が特に寿司好きだった訳でもありません。


そして、寿司を食べた事を父に言わないように釘を差されました。当時も寿司は高かったのでしょう。母としても多少の後ろめたさを感じていたのだと思います。


小心者の私には、それはすごいプレッシャーだったんでしょうね。「言ってはいけない」が強迫観念となってしまって・・・


父が帰ると玄関に出て行き、「お父さん、僕今日、お寿司食べてないよ!」母がずっこけたかどうかは記憶にありません。


因みに私は中学入学まで刺身が食べられませんでした。だから、当時はかんぴょう巻き、かっぱ巻き、玉子だけしか食べなかったはずですね。ついでに言うと、中学入学まで錠剤が飲めませんでした。


今では、刺身が好きで、錠剤のサプリメントを一回に何錠も飲んでいるんですから判らないものですね。


ついでのついでに言ってしまうと、私は母以外の人の作った料理が食べられません。ただし、店で売っているものは食べられます。中学の頃、友人の家に遊びに行き、そこの母親がせっかく作ってくれたお握りをお腹が一杯と嘘を付いて、食べませんでした。


不思議なんですが、仮にその母親が弁当屋でパートをしていて、お握りを握っているのを見ても買って食べられます。


原因として考えられるのが、祖母です。父方の祖母が母の入院中にご飯を作りに来てくれてたんですが、茨城県出身で「だっぺだっぺ」という方言を連発するんですね。それは別に嫌ではなかったんですが、だっぺの度に唾が大量に飛ぶのが気になってしまい、祖母の手料理は一切食べず、激ヤセしてしまいました。その時の影響かも知れません。


こんなところにも精神疾患の資質が見え隠れしてますね。