いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

過呼吸はパニック発作ではない?

以前、医師の書いたサイトで過呼吸はパニック発作ではないというのを読んで、特に考えもなく、そう思ってきました。


先日、パニック障害の経験者のブログを読んでいたら、過呼吸で病院へ運ばれて検査するも異常なし、再度過呼吸を起こし、「典型的なパニック障害ですね」と診断されたと書いてありました。


過呼吸の時には全身に痺れが出て、動けないほどだったそうです。パニック発作の説明にも息苦しさ、痺れというのがありますので違いが判りません。


過呼吸の場合は失神する可能性はあります。一般的にパニック発作で意識が無くなったりとかはないとされてますので、その辺りが違うと言えば違います。


違うものだとしても、過呼吸もパニック発作も、どちらも放っておけば治ります。乱暴な考えになりますが、過呼吸で失神した方が、呼吸が出来ます。そもそも、呼吸は自律神経が勝手にやってくれるので意識とか、意思は必要ありません。寝ている間にも身体的な病気がない限り、心臓も勝手に動かしてくれますし、呼吸もやってくりれます。任せてしまいましょう。


病名というのは、あくまでも便宜上、付けられるので、あまりそこに拘わる必要はないと思います。特に精神疾患は色々な症状が出ますが、その人にとっては根本原因は同じなので、その根本的な部分を改善していけば症状も消えていくはずです。


ところで、そのブロガーの方、服薬だけで完治したと書かれていたので、とても興味を掻き立てられたのですが・・・現在も服薬を続けていて、その上で症状がほとんど出ないという事でした。


寛解と言った方がいいかも知れませんね。薬でコントロールされている状態ですね。



薬だけで完治したという方の話は未だに聞いた事も見た事もありません。それが私の薬では治らないという自説を後押ししてます。薬で不安感を和らげて、徐々に馴れていって克服するケースはあるとは思いますけど、それは薬のお陰ではなく、暴露療法と言ってもいいも思います。或いは、薬を飲んでいる間に何らかの心の変化をもたらした場合にも可能性があると思います。


生活習慣病と同じですから、心の習慣を変えない限り、薬だけでは改善は難しいのではないでしょうか?このブロガーの方の場合、薬そのものの効果より、飲んでいるという安心感、プラセボ(プラシーボ)効果の方が大きいように思います。


薬とか、病院とか、外からのものに頼ってしまう事も精神疾患の一因になっていると思います。心の内側の問題ですから、内側から働き掛けるのが一番です。