いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

空間認識能力

あるブログで家に帰って来た息子さんが「変な人がいるもんだ!」と怒り心頭だったそうです。話を聞いてみると、歩いていてぶつかりそうになった際に相手の男性が舌打ちしたそうです。


結局、「変な人がいるもんだね」で完結していました。相手に非があるという結論ですね。


ふと気になったのは、私はどちらかと言うと、舌打ちする方の立場、正確には舌打ちしたくなるような場面に遭遇する事が多いんですね。だから私には果たしてその結論でいいのか?という疑問が・・・


私が若い頃にはほとんどなかった事なんですが、最近の若い人の空間認識能力がかなり落ちているように思います。


私が駅の構内を歩いているとします。横から私とクロスするように歩いている人が視野に入ります。当然、自分のスピード、相手のスピード、距離を認識して、「このまま行っても、ぶつからない」とそのまま歩いて行きます。


ところが無事にすれ違って何の問題もないのに相手がその寸前にスピードを早め、ぶつかりそうになったり、実際にぶつかったりします。まさに「舌打ち」状態ですね。私には理解出来ません。私より先にクロスする地点を通過したいのなら、視野に入った段階でスピードを調整すればいいのですが・・・もちろん、歩きスマホではありませんし、それは論外です。


結構あるんですね。同僚にも聞いてみたら、「あるある」でした。


こういう人って、野球でフライやライナーは絶対に取れないと思います。運動神経悪い芸人さんを取り上げた番組などを見て感じるのですが、やはり最近の異変でしょうか?


私などは逆上がりも出来なかったし、走ればいつもビリの運動神経ない人間ですが、フライやライナーは普通に取れます。


ところで、その息子さんがもし空間認識能力がなくてぶつかりそうになったのなら、これからも同じ事に何度も遭遇し、双方不快な思いをする事になります。


トラブルがあったら、一歩引いて本当に自分に非がないのか?考える必要があります。認知の歪みの是正ですね。


よく、付き合う男性、付き合う男性に暴力を振るわれる、男運が悪いと嘆いている女性がいますが、仮に5人と付き合って、全ての人に暴力を振るわれるのなら、自分の言動をよく振り返った方がいいと思います。確率的に偶然ではないでしょう。


その息子さんに空間認識能力がないと言っている訳ではありません。可能性があるという事です。


もちろん、空間認識能力だけでなく、左側通行のところを右側通行でぶつかりそうになったとか、単純な理由のケースもあるでしょう。