いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

亡くなった者への思い

姉が月命日に墓参りに行ったら既に花が手向けられてたそうです。今月は私は行ってないので、父の仕事関係の人が来てくれたのでしょう。


なかなか出来る事ではありません。それだけ慕われてたのでしょうね。


それに比べれば、毎日仏壇に手を合わせているとは言え、仏壇の花はいつのまにか造花になってるし・・・食べ物を供える事もなくなりました。


父が亡くなって8ヶ月が経ちました。もう8ヶ月なのか、まだ8ヶ月なのか、私にはだいぶ前に父が亡くなったような感覚になってます。


日常、父の事を思い出す事はなくなりました。時々「死別」カテのブログを読ませて頂くのですが、私と雲泥の差で恥ずかしい限りです。親不孝者ですね。


生前、それだけ濃い関係を結んで来たのでしょう。私は父と真剣に話をした事がありません。受験校や就職先の決定などもすべて私自身が決めて事後報告でした。何でも自分でやれ、みたいな突き放す教育方針があったというのもありますが。


父は私の子供の頃の状態が場面緘黙症という病気である事やうつ病、パニック障害になった事も知らずに逝きました。私が一切相談しなかったからです。コミュニケーション不足どころか欠如ですね。


いつの頃からでしょうか、自分の問題は自分で解決しなければならないという考え方になりました。人は一人で生まれて来て、一人で逝きます。気持ちに寄り添う事が出来ても根本的な不安や痛みは自分自身で向き合わなければなりません。場面緘黙症時代の孤独が影響してるのかも知れませんね。


米津玄師さんのLemonという曲、亡き祖父への思いを書いた曲だそうですが、私には私の愛犬クロへの思いを代弁しているかのような歌詞です。残念ながら父でも母でもありません。


クロとは濃い関係でした。同じ物を食べ、(ドッグフードではないですよ!クロはドッグフードを食べません)同じ布団で寝て、いつも話し掛けて、家の中ではいつもくっついていました。


米津さんも祖父と濃い関係だったんだと思います。ちなみに米津さんは高機能自閉症である事やうつ病の経験者である事をカミングアウトしてます。


歌詞の最後、『今でもあなたはわたしの光』その通りです。


ご存知ない方は是非、聞いてみてください。歌詞が身に沁みます。