いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

年金(3)

2000万円問題が世間を賑わせていた時、あるタレント女医が「自己責任ですよ、そんなの。」と言い放った。


格好いいですね。自己責任を声高に叫ぶ人は言外に「私は自己責任を全うしている」という自負というか、自信を滲ませている。


親の脛をかじって、何の苦労もなく、医者にしてもらい・・・どこに自己責任があるのでしょうか?


年金制度がなく、老後は自分で責任を持てと最初から言われていたのなら自己責任ですが、老後の面倒みますよと言って、お金を納めていた上での自己責任論は突飛ですね。苦労をしてない人らしい発想です。


この女医、美人女医としてテレビに出始めましたが、加齢により、美人の部分が危うくなって来たのを自覚しているのか、最近では女医の部分を強調する為に門外漢の医学の話に時々ツッコミを入れて来ます。ドラマ白い巨塔に対しても現実とは違うと文句を言っていました。


白い巨塔は昭和の時代の医大の問題にメスを入れた小説でドラマはシチュエーションを現代に置き換えたので細かい部分は実像とそぐわなくても不思議はありません。所詮、フィクションです。


この女医、ある女優が珍しい病気に罹った時にその病気の説明が出来ずに、たまたま?出演していた男性医師が説明していました。


他人に自己責任を要求するなら、自分自身が医業というものに責任を持って欲しいものです。