いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

M選手の勇気に拍手!

日大アメフト部、M選手の記者会見、勇気に拍手です。もちろん加害者ですから責任は負わなければなりません。命令されたからといって犯罪まがいの事をやるなよ!という意見もあるでしょう。


でも、組織という密室の中に入ってしまうと、正しい事が見えなくなってしまいます。激しいプレーの延長戦上と捉えさせられたのかも知れません。


ただ、今日の会見までの日々の葛藤を考えると・・・どんなに苦しかった事でしょう。


私も内部告発をした事があります。悩みに悩んで実行しました。問題を隠蔽しようとした人間を私が陥れて出世してかったんだと上司は本社に嘘の説明をしました。上司にとっても責任問題ですから、保身の為にはそうしたかったんでしょうね。その上司には上司から報告しないのなら私が直接報告する旨は通告してあったんですけど。まさか本気とは思わなかったんでしょう。


結果的には当事者と上司は飛ばされました。但し、私も飛ばされました。江戸時代の直訴かよ!(笑)


江戸時代はお上に直訴した人は斬られたらしいですね。会社に不利益な事をユーザーに告げ口した形ですから、致し方ない部分はありますけど。


この時ほど、私は緘黙症だった事を感謝した事はありませんでした。子供の頃の孤独な闘いは自ずと孤独力を付けてくれたんですね。所詮、人生は孤独な闘いです。


周りにとっては融通の利かない変わり者でしょうね。前の会社では会社側と裁判沙汰になった社員側に立ちました。会社が間違っているのは一目瞭然でしたから。妻子がいたら変わっていたかも知れません。だから、私は会社側に付いた同僚を非難する気にはなりませんでした。そんな性格だからうつ病になるんですよね。そんなの判ってます。後悔はしたくなかったから正解です。その部分は認知の歪みではありません。


M選手もいつの日か、勇気を振り絞った事を誇りに思う時が来ると信じています。例え、アメフト部を追われ、大学を追われようとも。