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うつ病、パニック障害との闘いと思い

指差し確認

指差し確認、電車の車掌さんや駅員さんがやっているのを見掛けた人も多いと思いますが、警備でも基本動作です。


ただ、私の会社では理由は定かではありませんが、あまり励行されていません。


個人的には指差し確認は単なるポーズに見えてしまい好きではありません。他の警備会社の経験者に指差し確認をする人が多いのですが、共通して言えるのは「指差し」はしているが「確認」を怠っているケースがほとんどです。


どこを指差しているのか判らない時もあります。うちの新人もそうなんですね。指を差す事が仕事になってしまってます。


先日、一緒に巡回した時に思わず意地悪な質問をしてしまいました。「今、何を確認したの?」「え~と・・・」「指を差してたでしょ?」「・・・・」床から壁、天井とあっちこちを指差すのですが、何を確認しているか判りません。


形から入るのは一つの方法ですが、形だけで終わっては意味がありません。確認する為の指差しであって指差しの為の指差しではありません。


電車の車掌なども新人らしき人は大きな声と共に指差し確認をしてますが、ベテランはほとんどしてませんね。少なくとも声は出してませんね。本当に確認していたら指差しも声も要らないからだと思います。


殊更、指差し確認を強調され教育されるとそれにばかり心を奪われ、本末転倒になってしまいます。


先日しでかした大きなミスも無関係ではないと思います。どこか表面を繕おうとする傾向が見え隠れします。やらなくてもいい仕事(一連の流れの仕事の一部)を「やっておきました!」とアピールしてきます。


どうなる事やら。