いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

葬儀準備

昨日は休みだったので、いつもより長く寝られて疲れも少し取れました。

 

まったりとしていると、父から葬儀の話がありました。母の眠る霊園が経営する葬儀社に相談に行って、見積りを出してもらってました。


こういう事は本人が元気な時にはなかなか話を切り出せないものなで正直助かりました。


最近、体調が悪くなったので、今日明日という事はないだろうけど・・・という事でした。末期ガンの人は昨日まで元気だったのに、というパターンも多いと聞きます。


見積りを見てびっくり、宗派が曹洞宗になっていました。うちの宗派は浄土真宗です。と言っても、毎日、南無阿弥陀仏を唱えるとか、親鸞を信仰している訳ではありません。代々、葬式は浄土真宗の僧侶に読経して頂いているだけです。父に質すと、「そうだっけ?」 大丈夫か?普段ボケているようには見えないが・・・


しかし、葬儀費用は高いですね。家族葬で15名ほどの出席で150万円超えです。最低限の見積りでこれですから、実際はどうなる事やら。後は一任されましたが、父は最低限のものでいいけど、恥ずかしくない程度にと、難しい注文を付けてます。


その「恥ずかしくない程度」という世間体、強迫観念が葬儀業者の思う壺なんですね。私だったら、通夜も葬儀も読経も墓も要らないんですけど。


でも、父の死を前提とした準備というのは必要なんでしょうけど、心にモヤモヤ感が出てきます。


父が余命宣告を受けた時には、鬱々とした気分が続きましたが、思いの外、元気な父を見て現実から逃避していました。再び現実が降りかかって来ると心が動揺します。


「人智の及ばない事を思い悩んでも意味がない」 散々、Okweb で回答してきましたが、自分の事になると、からきしダメですね。

青い鳥は・・・

私の職場に新人が配属されました。まだ研修期間です。あるスポーツで全国大会出場経験があるという事で期待をしていたんですが・・・


今のところ、体育会系の片鱗はありません。現社員のシフトを見て、多少気持ちが萎えてしまっているように見えます。シフトは最大限希望に沿う方向で作成しますが、他の人との兼ね合いや人手不足もあり、全て希望通りとは行きません。人柄に問題がある訳ではないのが救いですけど。


スポーツ経験を実社会で生かすというのは夢物語かも知れませんね。最近のスポーツ界の不祥事を見ても歴然です。スポーツに過度の期待はしない方が良さそうです。


私の職場ではここ2年ほどで新人が7、8人辞めてます。全て研修期間内です。40~60代の人たちです。妻帯者もいました。中には「腰痛で休ませてくれ」と母親から電話が来た人もいます。40男がですよ。


この男は私の会社を辞めた後にやっぱり勤めさせてくれと再度入社した上にしばらくすると、就職先が見つかったからとすぐに辞めました。そこで終わりと思いきや、就職先がブラック企業だったと再度就職希望で来たそうです。さすがにいくら人手不足でも断ったそうですが。


頭をかち割って、どんな構造になってるのか調べてみたいですね。常識がないというか・・


また一人は、アイドルの追っかけをやっていて鉄道マニアの、これも40男、そういう話になると元気に話していたのですが、突然来なくなり、本社に診断書が届きました。うつ病だそうです。


今流行の「現代型うつ」でしょうか?


そんなものは存在しません。本物のうつ病の人たちに失礼千万です。


自分の都合のいい勤務時間で満足のいく給料が出て、好きな時に休みが取れて、周りの人は皆、親切で、叱られる事もなく、その上、仕事が楽で・・・あり得ません。


もっといい仕事がある、もっといい人が現れる、と思って探し続けるのを「青い鳥症候群」というそうですが・・・


青い鳥はすぐそこにいるのに気付かないんですね。


そこにいるカラスに見えてるのが、青い鳥です。

取り敢えず・・・

夏まで持たないと余命宣告を受けていた父ですが、先日、検査をして、ガンの大きさも変わらず、転移もないという事で取り敢えず、一安心です。ガンは肺に2つあり、転移ではなく、別のものです。前回検査で2つ目が見つかり、転移のしやすい種類のガンという事で余命宣告がなされました。


医師の「これからは好きな事をやってください」という言葉が印象的で頭に残ってます。


ただ、不整脈の持病もあり、ガンからの出血を酷くする恐れがあるという事で不整脈の薬を止めているので心臓も決して楽観出来ないそうです。


現実からは逃げられませんね。


こんな時に愛犬クロがいてくれたなら、父も私もどんなに救われた事か・・・