いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

説得療法は効果がない?

森田博士曰く、説得療法は効果がないと。


説得療法というのは、例えば、「誰が触ったか判らないし、バイ菌が一杯付いている」と言って、電車のつり革などに触れない強迫性障害の人に「汚くないよ。ウイルスや細菌のほとんどが人体に有用で、無ければむしろ生きていけない。黄色ブドウ球菌なんで顔や手にわんさか付いているんだよ!」などと説明(説得)する事で症状の改善を図るものです。と言うか、事実を言ってるだけなんですけど・・・受け入れられる事はありません。


心の中に強い思い込み、刷り込みがなされているので難しいところです。


昨夜は奇しくも「さんま御殿」で「神経質 VS ガサツ」をやってました。あまりにもバイ菌、バイ菌という女性タレントに千原せいじさんが「バイ菌の事を勉強せい!」と言ってました。まさに言う通りです。「水清ければ魚住まず」です。一番の問題は本人に病識が全くない事です。


根底にはバイ菌→病気→死という想像の連鎖があるのかも知れませんね。


極論すれば、生きるのを諦めてしまえば解決です。「悟り」ってそこにあるんじゃないかと私は思います。うつ病やパニック障害が悟りに導いてくれるなら、ただの不幸や不運とは言えません。


このブログも説得療法のような意味合いがありますが、読まれても同じようにスルーされる可能性大でしょう。ただ、少しでも頭の片隅に残れば、何かのキッカケで理解される事もあると思います。