偶然という何か
「偶然に向かって歩いていかないと、偶然には出会えない」
所ジョージさんの言葉だそうです。
もしそうなら、私はパニック障害を克服するきっかけになった「開き直り」に向かって歩いていた事になりますね。
そして、セレンディピティ(cerendipitity)という概念もあります。「偶然の幸運を掴み取る能力」の事です。
私にはその能力があった事にもなります。
偶然と言えば、シンクロニシティ(cynchronicity・共時性)という概念もありますね。ユングの提唱する概念です。
例えば、ある人が10年以上会っていない知人のAさんの事をふと「そう言えば、Aさん、どうしてるだろう、元気だろうか?」なんて考えていたら、Aさんから電話が掛かって来たなんていう偶然の事ですね。ユングはそこに意味があると考えます。そうなると、偶然ではなく、必然になります。
偶然や運に法則性があるのか、判りませんが、人生がそれに翻弄される事はよくあります。
どんな偶然でも、すべての物事を幸運と感じる事が出来るなら、すべては解決します。幸運そのものが存在するものではなく、概念に過ぎないのかも知れません。
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