その後、徐々にパニック発作の頻度が少なくなり、症状自体も軽くなり、発作が全く出なくなり、闘いを終えました。

５年ほど前に深夜に突然、動悸に襲われた事があります。パニック発作の事は頭から離れていた時だったので年齢も年齢なので｢心臓疾患？｣と慌てました。でもすぐにパニック発作か？と思い直して、冷静に脈を確認しました。120ありました。15年振りの発作でした。

｢ようこそパニックさん、お久しぶりです！｣私を驚かす事が出来なかったパニックさんはすごすごと退散して行きました。ざまーみろ！

ふざけている訳ではありません。今頃になって訪れて来た発作に対する偽わらざる気持ちです。｢バッカじゃねえの！｣笑えました。自分自身の身体なのに思い通りになりませんね。パニック発作を起こしたのが脳を含めた身体であり、撃退したのが心です。

パニック障害なんて、こんなもんです。恐るるに足りません。

声を大にして、川平慈英さん風に言いたいですね。｢治るんです！｣