いつかきっと晴れる

うつ病、パニック障害との闘いと思い

治った?

数ヵ月すると、不安感も出なくなり、すっかり良くなりました。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」じゃないですけど、通院を止めてしまいました。


その後、年末から年始にかけて蓄膿症の手術をし、鼻呼吸も出来るようになり、精神的におかしかった事など忘れていた頃、初診からちょうど一年ほど経った頃でしょうか、またまた不安感と中途覚醒が出ました。


再び通院する事に。


「しばらく来なかったですね。」


「治ったと思ったので・・・」


「治った?」少し語気を強めて医師は言いました。「この病気はそんなに簡単じゃないんだよ!」そう言っているかようでした。


この頃の私はなぜか病気の事を調べる事すらしませんでした。関連した本を読んだ事もありません。心気症(疾病恐怖)的傾向の強い私にしては不思議です。


実はこの心気症はパニック障害にとても関連があります。それはパニック障害の機会に書きたいと思います。

抗うつ剤を断る

3回目の受診の時に抗うつ剤は要らない旨を医師に申し出ました。あっさりと了承されました。私の症状を鑑みたのか、抗うつ剤の効果に疑問を持っていたのか判りませんが・・・


なぜ断ったのか?実は記憶にありません。薬の本で調べてみて、副作用が気になったのか、実際飲んで不都合があったのか?ただ、これは必要ないな、と思った記憶だけがあります。


私が通った病院の良いところは話をよく聞いてくれる事と薬を闇雲にたくさん出さない事でした。


その後、ネットで様々な情報に接してみると、私の病院は少数派かも知れません。ただ漫然と多剤処方したり、患者を怒鳴りつけるような医師もいるようです。そういう意味では恵まれてました。


私は現在、「精神疾患は薬では治らない」という考えを持っています。

このブログの目的もその辺りにあります。もっとも、薬による対症療法を否定してる訳ではないですし、この時からそう思っていた訳でもありません。

病名

薬は四環系抗うつ剤、ベンゾジアゼピン系抗不安剤、睡眠導入剤の3種類でした。


また、私が蓄膿症である事とビタミン剤などのサプリを飲んでいる事(問診票に記入)に話が及び、医師が漢方の研究しているとの事で、蓄膿症の漢方薬、ビタミンB製剤も処方して頂きました。


市販の漢方薬は高いので助かりました。ビタミンBは精神に多少関わりがあるとの事でした。


向精神薬については「精神を安定させる薬」程度の説明でしたが当時、私は薬の本を持っていたのでそれで調べました。


病名は医者から説明はなく、私も聞かなかったので、うつ病とハッキリ聞いたのは一年くらい後ではなかったかと思います。まあ、抗うつ剤が出てるので・・・


薬の服用で軽い不安感は時々出ましたが、身体症状は嘘のように消えました。